タラバガニとズワイガニの旬について

カニの旬は冬のイメージですが、実は穫れる場所でタラバガニとズワイガニの旬は違います。ただし、ほとんどの人が冷凍されたカニを買うので、旬に気を使う必要はありません。

近年の急速冷凍技術の進歩で、鮮度や風味が損なわれることはありません。ここでの旬とは、生きた活カニの場合を指します。

タラバガニ(生)の旬

タラバガニの場合、オホーツク海で捕れるものは「海明け（流氷が無くなった頃）」後の4〜8月が旬で、甘味が強く美味しいです。また、脱皮が終わって殻が硬くなる11〜3月にも旬があり、カニ身の入りが良く「硬ガニ」と呼ばれます。

ロシア産のタラバガニは一年中捕獲できますが、日本海近海で穫れるカニを好む人が多く、味の面で遜色はありません。

ズワイガニ(生)の旬

ズワイガニの場合、日本海で取れるものは4〜5月が旬で、新潟県以北での漁期は10月から翌年5月、以南ではオスが11月から3月、メスが11月から1月です。ズワイガニは身が柔らかく、味わい深いのが特徴です。

ロシア産のタラバガニは一年中捕獲できますが、日本海近海で穫れるカニを好む人が多く、味の面で遜色はありません。